上下顎歯槽基底部の前後的位置関係を確認する方法を図に示す。評価するのはどれか。1…
上下顎歯槽基底部の前後的位置関係を確認する方法を図に示す。評価するのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ Wits 分析の値A点とB点を咬合平面に投影した距離で、上下顎歯槽基底部の前後的位置関係を評価します。
- ⑵ 早期接触の有無早期接触の有無は口腔内での咬合診査で調べるもので、セファロ上の歯槽基底部の評価ではありません。
- ⑶ 歯槽基底弓長径の値歯槽基底弓長径は模型上で測る歯槽基底部の前後的な長さで、上下顎の位置関係の評価ではありません。
- ⑷ ヘッドプレートコレクションの値ヘッドプレートコレクションは頭部の位置ずれを補正して頭蓋や顔面形態を評価する方法です。
- ⑸ プロフィログラムの平均図形との相違プロフィログラムは顔面骨格の輪郭を平均図形と重ね合わせて全体的な形態を評価する方法です。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑴です。図は提示されていませんが、Wits分析は、側面頭部エックス線規格写真上で上顎のA点と下顎のB点から咬合平面に垂線を下ろし、その足(AO点とBO点)の距離で上下顎歯槽基底部の前後的関係を評価する方法です。ANB角が頭蓋基準のナジオンの位置や顎の回転の影響を受けるのに対し、咬合平面を基準にするためその影響を受けにくい利点があります。早期接触は咬合診査、歯槽基底弓長径は模型分析、ヘッドプレートコレクションやプロフィログラムは別の分析法です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成