ソクマル歯科医師

48 歳の女性。右側顎関節部の腫脹と開口困難を主訴として来院した。3 年前から同…

48 歳の女性。右側顎関節部の腫脹と開口困難を主訴として来院した。3 年前から同部の疼痛と開口困難を自覚し、1 年前から右顎関節部が腫脹してきたという。初診時のパノラマエックス線画像(別冊No. 10A)、右顎関節部のCT(別冊No. 10B)、MRI(別冊No. 10C)及び切除物のH-E 染色病理組織像(別冊No. 10D)を別に示す。診断名はどれか。1 つ選べ。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑸です。画像と病理組織像は提示されていませんが、中年女性で長期の顎関節部の疼痛と開口障害の後に関節部の腫脹が生じており、典型例では関節腔内に多数の石灰化小体(遊離体)がみられ、組織像で滑膜内に硝子軟骨の結節が形成されることから、滑膜性軟骨腫症と診断されます。滑膜の化生によって軟骨結節が生じ、関節腔内に遊離します。偽痛風はピロリン酸カルシウム結晶の沈着、骨肉腫と軟骨肉腫は悪性腫瘍、骨芽細胞腫は類骨形成を示す骨腫瘍です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成

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