抗菌薬の経口投与と比較した歯周治療におけるLDDS の特徴で正しいのはどれか。2…
抗菌薬の経口投与と比較した歯周治療におけるLDDS の特徴で正しいのはどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 投与量が多い。LDDSは歯周ポケットに直接投与するため、経口投与より少ない投与量で済みます。
- ⑵ 作用時間が長い。徐放性の基剤から薬剤が持続的に放出されるため、作用時間が長くなります。
- ⑶ 副作用が少ない。全身への移行が少ないため、全身的な副作用が少なくなります。
- ⑷ 局所有効濃度が低い。病巣に直接投与するため、局所の有効濃度は経口投与より高くなります。
- ⑸ 腸内細菌叢への影響が大きい。消化管を通らず全身移行も少ないため、腸内細菌叢への影響は小さくなります。
解説
正解は⑵と⑶です。LDDS(局所薬物配送システム)は、ミノサイクリン軟膏などを歯周ポケット内に直接注入し、薬剤を徐放させる方法です。経口投与と比べて、少ない投与量で病巣局所に高い有効濃度を長時間維持でき、作用時間が長くなります。全身への移行が少ないため、副作用や腸内細菌叢への影響、耐性菌出現のリスクも小さくなります。したがって投与量が多い、局所有効濃度が低い、腸内細菌叢への影響が大きいという記述はいずれも逆です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成