咽頭痛と発熱が主症状の3 歳女児の口腔内写真(別冊No. 17)を別に示す。疑わ…
咽頭痛と発熱が主症状の3 歳女児の口腔内写真(別冊No. 17)を別に示す。疑われるのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 麻疹麻疹では頰粘膜にKoplik斑がみられ、咽頭の小水疱が主体ではありません。
- ⑵ Fordyce 斑Fordyce斑は異所性の皮脂腺で、発熱を伴いません。
- ⑶ Bednar アフタBednarアフタは哺乳による新生児の口蓋の外傷性潰瘍です。
- ⑷ ヘルパンギーナ発熱と咽頭痛があり、軟口蓋周囲に小水疱が多発するウイルス感染症です。
- ⑸ 偽膜性カンジダ症偽膜性カンジダ症は拭うと剝がれる白苔を示し、高熱は伴いにくいです。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。
解説
正解は⑷です。写真は見られないため本文から考えます。3歳児が発熱と咽頭痛を主症状とし、口腔内では軟口蓋から口峡部に小水疱やアフタが多発していると考えられ、ヘルパンギーナが疑われます。ヘルパンギーナはコクサッキーA群ウイルスなどのエンテロウイルスによる夏かぜで、乳幼児に多くみられます。麻疹のKoplik斑は頰粘膜に生じ、Bednarアフタは新生児の口蓋にみられる外傷性潰瘍です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成