ソクマル歯科医師

80 歳の男性。右側下顎体部の腫脹と疼痛を主訴として来院した。5 日前に硬固物を…

80 歳の男性。右側下顎体部の腫脹と疼痛を主訴として来院した。5 日前に硬固物を咀嚼した後から腫脹と右側オトガイ神経麻痺を認めたという。頸部に腫大したリンパ節は触れない。初診時の顔貌写真(別冊No. 10A)、口腔内写真(別冊No. 10B)、エックス線画像(別冊No. 10C)、造影CT(別冊No. 10D)、MRI 脂肪抑制T2強調像(別冊No. 10E)及び生検時のH-E 染色病理組織像(別冊No. 10F)を別に示す。診断名はどれか。1 つ選べ。
この問題は別冊の図版(写真・図・表など)を見て答えます。図はこちらに転載していないため、下の出典のページから公式のPDFをご覧ください。解説だけでも読み取り方が分かるように書いています。

解説

正解は⑶です。画像は見られないため本文から考えます。高齢者の下顎体部に腫脹と疼痛、オトガイ神経麻痺(Numb chin)がみられ、歯肉から生じて顎骨内に浸潤した悪性腫瘍が疑われます。口腔の悪性腫瘍の大部分は扁平上皮癌で、病理組織像で角化を伴う異型上皮の浸潤が確認されたと考えられます。骨肉腫は若年者に多く、悪性リンパ腫や多発性骨髄腫は組織像や血液検査所見が異なります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成

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