日本人の食事摂取基準(2020 年版)で、高齢者のビタミンD の摂取目安量を定め…
日本人の食事摂取基準(2020 年版)で、高齢者のビタミンD の摂取目安量を定めることで予防を図るのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 脚気脚気はビタミンB1(チアミン)の欠乏で生じる疾患です。
- ⑵ 骨折ビタミンDはカルシウム吸収と骨の石灰化に関わり、高齢者では骨折予防を意識して目安量が定められています。
- ⑶ 夜盲症夜盲症はビタミンAの欠乏によって起こります。
- ⑷ 慢性腎臓病慢性腎臓病の予防はビタミンDの目安量設定の目的とはされていません。
- ⑸ サルコペニアサルコペニアとの関連は研究されていますが、目安量設定で予防を図る対象とはされていません。
解説
正解は⑵です。日本人の食事摂取基準(2020年版)では、ビタミンDの目安量は骨折予防の観点を踏まえて設定され、高齢者では骨粗鬆症や転倒による骨折のリスクを考慮しています。ビタミンDは腸管からのカルシウム吸収を促し、骨の石灰化を保つため、欠乏すると骨軟化症や骨粗鬆症が進み骨折しやすくなります。脚気はビタミンB1、夜盲症はビタミンAの欠乏症であり、ビタミンDとは関係が異なります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-02.html)を加工して作成