口腔癌のTNM 分類で、頸部リンパ節における節外浸潤〈節外進展〉を示すのはどれか…
口腔癌のTNM 分類で、頸部リンパ節における節外浸潤〈節外進展〉を示すのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ T4aT4aは原発巣が皮質骨や上顎洞などへ進展したもので、リンパ節の評価ではありません。
- ⑵ T4bT4bは原発巣が咀嚼筋間隙や頭蓋底などに進展したものです。
- ⑶ N3aN3aは最大径6cmを超え節外浸潤のないリンパ節転移です。
- ⑷ N3bN3bは臨床的に明らかな節外浸潤を伴うリンパ節転移を示します。
- ⑸ M1M1は遠隔転移を示す分類です。
解説
正解は⑷です。UICC第8版(2017年)のTNM分類では、口腔癌の頸部リンパ節転移の評価に節外浸潤(ENE)が加えられました。転移リンパ節の最大径が6cmを超え節外浸潤がないものがN3a、大きさにかかわらず臨床的に明らかな節外浸潤を伴うものがN3bに分類されます。T4aとT4bは原発巣の局所進展の程度、M1は遠隔転移を示します。節外浸潤は予後不良因子として重視されています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成