健常成人で、血清中の濃度が最も低いのはどれか。1 つ選べ。
健常成人で、血清中の濃度が最も低いのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ IgAIgAは血清中ではIgGに次いで多く、分泌型として粘膜防御に働きます。
- ⑵ IgDIgDは血清中に微量ですが、IgEよりは多く存在します。
- ⑶ IgEIgEは血清中の濃度が最も低い免疫グロブリンです。
- ⑷ IgGIgGは血清中で最も多い免疫グロブリンです。
- ⑸ IgMIgMは五量体で、感染初期に産生され、IgEより多く存在します。
解説
正解は⑶です。健常成人の血清中の免疫グロブリン濃度は、IgGが最も多く(約70〜75%)、次いでIgA、IgMの順で、IgDはごくわずか、IgEは最も少なく総量の0.001%以下です。IgEは肥満細胞や好塩基球の表面に結合しており、抗原と反応するとヒスタミンなどを放出させてⅠ型アレルギーを引き起こすほか、寄生虫感染の防御にも関わります。アレルギー疾患や寄生虫感染では血清IgEが上昇します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成