過度の糖質制限で血中に増加するのはどれか。1 つ選べ。
過度の糖質制限で血中に増加するのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 尿酸尿酸はプリン体の代謝産物で、糖質制限の直接の結果として増加するものではありません。
- ⑵ ケトン体脂肪の分解が進み、肝臓でケトン体が産生されて血中に増加します。
- ⑶ アルブミンアルブミンは肝臓で合成されるタンパク質で、糖質制限で増加するものではありません。
- ⑷ ビリルビンビリルビンはヘモグロビンの分解産物で、糖質制限とは関係しません。
- ⑸ コレステロールコレステロールは糖質制限の典型的な指標として増加するものではありません。
解説
正解は⑵です。過度の糖質制限によりグルコースの供給が不足すると、体はエネルギー源として脂肪の分解を進めます。脂肪酸は肝臓でβ酸化を受けてアセチルCoAとなりますが、TCA回路で処理しきれないアセチルCoAからケトン体(アセト酢酸、3-ヒドロキシ酪酸、アセトン)が産生され、血中に増加します。ケトン体が過剰に蓄積するとケトアシドーシスを生じ、呼気にアセトン臭がみられることがあります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成