全部鋳造冠修復と比較した乳歯用既製金属冠修復の特徴はどれか。2 つ選べ。
全部鋳造冠修復と比較した乳歯用既製金属冠修復の特徴はどれか。2 つ選べ。
- ⑴ 耐摩耗性に優れる。既製金属冠は薄く軟らかい金属で、耐摩耗性は鋳造冠より劣ります。
- ⑵ 歯頸部の適合が良い。歯頸部の適合は冠縁の調整に頼るため、鋳造冠より劣ります。
- ⑶ 歯質の削除量が少ない。全部鋳造冠より歯質の削除量が少なくて済みます。
- ⑷ 即日修復が可能である。印象や技工操作が不要で、即日に修復できます。
- ⑸ 接触点の回復が容易である。既製冠では隣接面の形態調整が難しく、接触点の回復は容易ではありません。
解説
正解は⑶と⑷です。乳歯用既製金属冠は、既製の金属冠を選択・調整して装着する方法で、全部鋳造冠に比べて歯質の削除量が少なく、印象採得や技工操作が不要なため1回の来院で即日修復が可能です。協力が得にくい小児に適しています。一方、既製冠は薄く軟らかいため耐摩耗性が低く、歯頸部の適合は調整に頼るため鋳造冠に劣り、接触点の回復も難しい点が欠点です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成