クラウンダウン法でリスクが低下するのはどれか。3 つ選べ。
クラウンダウン法でリスクが低下するのはどれか。3 つ選べ。
- ⑴ 器具破折根管上部を先に拡大することで根尖部のファイルへの負荷が減り、器具破折のリスクが低下します。
- ⑵ 歯根破折歯根破折は過度な拡大や側方加圧などで生じ、クラウンダウン法で特に低下するものではありません。
- ⑶ 髄床底穿孔髄床底穿孔は髄室開拡時の切削方向の誤りなどで生じ、クラウンダウン法とは直接関係しません。
- ⑷ レッジ形成上部の干渉を先に除くため器具が根管の湾曲に沿いやすく、レッジ形成のリスクが低下します。
- ⑸ フレアアップ歯冠側の感染物質を先に除去するので根尖外への押し出しが減り、フレアアップが起こりにくくなります。
解説
正解は⑴と⑷と⑸です。クラウンダウン法は根管の歯冠側から先に拡大し、徐々に根尖側へ進める方法です。上部のフレアを先に確保するため、根尖部でファイルにかかる負担が減って器具破折が起こりにくく、湾曲根管でも器具が根管の走行に沿いやすいためレッジ形成のリスクが下がります。また歯冠側の感染物質を先に除去するので、根尖孔外への押し出しが減りフレアアップも起こりにくくなります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成