Porphyromonas gingivalis の病原因子はどれか。2 つ選べ…
Porphyromonas gingivalis の病原因子はどれか。2 つ選べ。
- ⑴ butyric acidP. gingivalisは酪酸などの短鎖脂肪酸を産生し、組織傷害や炎症を引き起こす病原因子となります。
- ⑵ dentilisinデンティリシンはTreponema denticolaが産生するプロテアーゼです。
- ⑶ gingipainジンジパインはP. gingivalisが産生するシステインプロテアーゼで、主要な病原因子です。
- ⑷ leukotoxinロイコトキシンはAggregatibacter actinomycetemcomitansが産生し、白血球を傷害します。
- ⑸ sialidaseシアリダーゼはTannerella forsythiaなどの病原因子として知られ、本問の正答ではありません。
解説
正解は⑴と⑶です。Porphyromonas gingivalisは慢性歯周炎に関与するレッドコンプレックスの代表菌です。強力なシステインプロテアーゼであるジンジパインを産生し、組織や免疫因子を分解します。また酪酸(butyric acid)などの短鎖脂肪酸を代謝産物として産生し、細胞傷害や炎症の惹起に関与します。デンティリシンはTreponema denticola、ロイコトキシンはAggregatibacter actinomycetemcomitansの病原因子です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-02.html)を加工して作成