新しい洗口液が歯肉炎を予防する効果を、ランダム化比較試験で確かめる計画を立ててい…
新しい洗口液が歯肉炎を予防する効果を、ランダム化比較試験で確かめる計画を立てている。結果の偏りを小さくするための計画として正しいのはどれか。3つ選べ。
- ⑴ 参加者を、くじに相当する方法で洗口液の群と対照の群に分ける。無作為に分けると、背景の違いが両群で同じ程度にそろいます。
- ⑵ 歯肉の状態を評価する歯科医師には、誰がどちらの群かを知らせない。評価者の盲検化は、判定の偏りを防ぎます。
- ⑶ 途中で使用をやめた人も含め、最初に割り付けた群のまま解析する。割り付けたとおりに解析する方法は、無作為化の利点を保ちます。
- ⑷ 効果が期待できそうな歯肉炎の重い人を、選んで洗口液の群に入れる。担当者が選んで振り分けると、群の間に背景の偏りが生じます。
- ⑸ 対照の群は置かず、洗口液を使う前と後の歯肉の状態を比べて判定する。対照がないと、自然な変化や季節の影響と効果を区別できません。
解説
正しいのは、無作為に群を分けること、評価者に割り付けを知らせないこと、割り付けたとおりの群で解析することの3つです。ランダム化比較試験では、無作為化で群の背景をそろえ、盲検化で評価や行動の偏りを防ぎます。途中でやめた人を除くと群の比較可能性が崩れるため、割り付けた群のまま解析します。対照を置かない前後比較では、効果と自然な変化を区別できません。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。