システマティックレビューについて正しいのはどれか。1 つ選べ。
システマティックレビューについて正しいのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 観察研究は対象外である。研究課題によっては観察研究も対象とし、観察研究のシステマティックレビューも行われます。
- ⑵ 診療ガイドラインに使用される。エビデンス水準が高く、診療ガイドラインの推奨の根拠として使用されます。
- ⑶ 論文を無作為抽出して評価する。論文は無作為抽出ではなく、あらかじめ定めた基準で網羅的に検索・選択します。
- ⑷ 倫理審査委員会の事前承認が必須である。既存の公表論文を対象とするため、倫理審査委員会の事前承認は通常必須ではありません。
- ⑸ 国際的な品質マネジメントシステムの基準である。国際的な品質マネジメントシステムの基準はISO 9001などで、システマティックレビューとは別のものです。
解説
正解は⑵です。システマティックレビューは、明確な研究課題に対して、関連する研究を網羅的に検索し、あらかじめ定めた基準で選択して批判的に吟味し、結果を統合する研究手法です。結果を数量的に統合したものがメタアナリシスで、エビデンスの水準が高いため、診療ガイドラインの推奨を決める根拠として使用されます。課題によっては観察研究も対象とし、論文は無作為抽出ではなく網羅的に収集します。既存の公表論文を扱うため、倫理審査委員会の承認は通常必須ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成