ソクマル歯科医師

9歳の男児。上顎右側中切歯を打撲し、歯冠が破折した。歯根はまだ形成の途中であった…

9歳の男児。上顎右側中切歯を打撲し、歯冠が破折した。歯根はまだ形成の途中であった。その後の経過で、この歯の歯根の伸びが止まってしまった。歯根の長さと形を決める働きをもち、損傷が疑われる組織はどれか。

解説

ヘルトヴィッヒ上皮鞘が、歯根の長さと形を決める組織です。歯冠の形成が終わると、内エナメル上皮と外エナメル上皮が根尖方向へ伸びて上皮鞘を作ります。上皮鞘は歯乳頭の細胞を象牙芽細胞に分化させ、歯根の象牙質の形成を誘導します。外傷などで上皮鞘が傷つくと、歯根の形成が止まって短い根のままになります。その後、上皮鞘の残りはマラッセの上皮遺残になります。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

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