エナメル芽細胞に由来するのはどれか。1 つ選べ。
エナメル芽細胞に由来するのはどれか。1 つ選べ。
- ⑴ 歯小皮退縮エナメル芽細胞が分泌する薄い膜で、萌出直後のエナメル質表面を覆います。
- ⑵ 獲得被膜獲得被膜は萌出後に唾液中の糖タンパク質が歯面に吸着して形成される膜です。
- ⑶ エナメル紡錘エナメル紡錘は象牙芽細胞の突起がエナメル象牙境を越えてエナメル質内に入り込んだものです。
- ⑷ Sharpey 線維Sharpey線維は歯根膜のコラーゲン線維がセメント質や歯槽骨に埋入したものです。
- ⑸ von Korff の線維von Korffの線維は外套象牙質の形成期にみられる線維で、象牙芽細胞側の構造です。
解説
正解は⑴です。歯小皮(第一次エナメル小皮、Nasmyth膜)は、エナメル質の形成を終えた退縮エナメル芽細胞が最後に分泌する薄い有機性の膜で、萌出直後の歯のエナメル質表面を覆い、咀嚼などで間もなく失われます。獲得被膜(ペリクル)は萌出後に唾液の糖タンパク質が歯面に吸着してできる膜です。エナメル紡錘は象牙芽細胞の突起がエナメル質内に入り込んだもの、Sharpey線維は歯根膜の線維がセメント質や骨に埋入したもの、von Korffの線維は外套象牙質形成期の線維です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-02.html)を加工して作成