35歳の女性。上顎右側中切歯の近心隣接面の齲蝕を、光重合型コンポジットレジンで修…
35歳の女性。上顎右側中切歯の近心隣接面の齲蝕を、光重合型コンポジットレジンで修復する。切縁は齲蝕に含まれていない。窩洞形成から充塡までの操作として適切なのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 窩洞にボンディング材を塗布し、光を当てて硬化させてから充塡する。コンポジットレジンは接着で歯に保持されるため、ボンディング材を塗布して硬化させてから充塡します。
- ⑵ レジンは少しずつ充塡し、その都度光を当てて硬化させる。光が届く深さには限りがあるため、少量ずつ積層し、その都度照射して確実に硬化させます。
- ⑶ レジンを一度に厚く充塡し、最後にまとめて1回だけ光を当てる。厚く詰めて1回だけ照射すると、光が届かない深い部分が硬化不足になります。
- ⑷ 窩洞に強いアンダーカットを付け、機械的な保持を主体とする。コンポジットレジン修復は接着で保持するため、健全な歯質を削って強いアンダーカットを付ける必要はありません。
- ⑸ シェードの選択(色合わせ)は、充塡を終えてから行う。色合わせは充塡の前、歯が乾燥して色が変わる前に行います。充塡後では色を選び直せません。
解説
適切なのは、ボンディング材を塗布し光を当てて硬化させてから充塡することと、レジンを少しずつ積層して充塡し、その都度光を当てることの2つです。コンポジットレジン修復は接着で保持するため、歯面処理とボンディングが欠かせず、強いアンダーカットによる機械的保持は不要です。光が届く深さには限りがあり、一度に厚く詰めて最後にまとめて照射すると硬化不足になります。色合わせは歯が乾燥する前、充塡の前に行います。
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