妊娠39 週1日、Aさんは自宅にて睡眠中に突然下着とシーツとが濡れて目が覚め、受…
次の文を読み47〜49 の問いに答えよ。Aさん(32 歳、初産婦)。病院で妊婦健康診査を受けており、妊娠経過は順調であった。妊娠35 週3日、妊婦健康診査で行われたスクリーニング検査で、肛門周囲からB 群溶血性レンサ球菌〈GBS〉が検出された。Aさんは児への感染を心配している様子である。
妊娠39 週1日、Aさんは自宅にて睡眠中に突然下着とシーツとが濡れて目が覚め、受診している病院に電話連絡した。子宮収縮の自覚はなく、いつもどおりの胎動を感じている。性器出血はない。電話を受けた助産師の指示で最も適切なのはどれか。
- ⑴ 「規則的におなかが張ってくるようなら来院してください」子宮収縮を待っていると、対応が遅れてしまいます。
- ⑵ 「尿漏れかもしれないので様子をみてください」様子をみる判断は、破水を見逃す危険があります。
- ⑶ 「出血があればまた電話で連絡してください」出血がないことは、来院を遅らせる理由になりません。
- ⑷ 「今すぐ来院してください」破水が疑われ、感染や臍帯脱出の危険があります。
解説
正解は⑷です。睡眠中に突然下着とシーツが濡れたという訴えは破水を強く疑わせるもので、感染や臍帯脱出の危険があるため、すぐに来院してもらいます。子宮収縮がないことや出血がないことは、来院を遅らせてよい理由にはなりません。尿漏れかもしれないと様子をみるよう伝えると、判断が遅れてしまいます。来院の際は入浴を避け、パッドを当てて移動するよう伝えます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-03.html)を加工して作成