A さん(29 歳、2回経産婦)。妊娠38 週4日、午前5時に自宅で少量の褐色帯…
A さん(29 歳、2回経産婦)。妊娠38 週4日、午前5時に自宅で少量の褐色帯下がみられたため、かかりつけの産科病院に電話連絡をした。A さんは、15 分に1回の不規則で弱い子宮収縮を感じており、胎児はよく動いていること、2日前の妊婦健康診査では子宮口が2cm 開大していると言われたこと、前回の分娩では陣痛発来から分娩まで4時間であったことを助産師に伝えた。これまでの出産はいずれも正常分娩であった。来院の必要性を判断するために最も重要な情報はどれか。
- ⑴ 胎児の推定体重推定体重は、来院の時期の判断には関わりません。
- ⑵ 第2子の出生体重前回の出生体重も、この判断には用いません。
- ⑶ 病院までの所要時間進行が速く、移動に要する時間が判断を左右します。
- ⑷ 妊娠中の体重増加量体重増加量は、来院の判断には関わりません。
- ⑸ 次の妊婦健康診査の予約日次回の予約日は、緊急性の判断とは無関係です。
解説
正解は⑶です。経産婦で前回は陣痛発来から4時間という短い分娩であり、すでに子宮口も2cm開大しています。進行が速い可能性が高いため、病院までどれだけ時間がかかるかが来院の時期を判断する最も重要な情報になります。推定体重や前回の出生体重、体重増加量、次回の予約は、この判断には関わりません。経産婦では進行が速く、来院の時期の判断が重要になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp170425-03_04_05.html)を加工して作成