その後、Aさんは2年間外来で治療を受けたが妊娠には至らなかった。夫婦で相談し、体…
次の文を読み41〜43 の問いに答えよ。Aさん(37 歳、女性)。常勤の会社員。結婚して2年間、基礎体温を記録して排卵に合わせて性交渉を行っていたが、妊娠に至らなかった。義母の強い勧めがあり、Aさん1人で不妊専門クリニックを受診した。月経周期は28 日型、持続日数は5日、基礎体温は二相性である。
その後、Aさんは2年間外来で治療を受けたが妊娠には至らなかった。夫婦で相談し、体外受精を試みることにした。Aさんへの説明で正しいのはどれか。
- ⑴ 「採卵のタイミングに合わせて夫に採精してもらう必要があります」採卵の日に合わせて、採精してもらう必要があります。
- ⑵ 「Aさんの場合、妊娠する確率は60 % 以上です」この年齢の妊娠率は、2割から3割程度です。
- ⑶ 「妊娠した場合、流産する確率は10 % 以下です」この年齢の流産率は、2割から3割に達します。
- ⑷ 「胎児の心奇形の発生率は自然妊娠より高くなります」自然妊娠と比べて、大きく変わらないとされています。
解説
正解は⑴です。体外受精では、採卵の日に合わせて夫に精液を採取してもらい、その日のうちに受精させる必要があります。37歳での1回あたりの妊娠率はおよそ2割から3割で、6割を超えることはありません。年齢が上がるほど流産率は高くなり、この年齢では2割から3割に達するため1割以下とはいえません。胎児の心奇形の発生率は、自然妊娠と比べて大きく変わらないと報告されています。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-03.html)を加工して作成