初診時の診察では、子宮や卵巣に形態異常はなかった。Aさんは月経4日目に再受診した…
次の文を読み41〜43 の問いに答えよ。Aさん(37 歳、女性)。常勤の会社員。結婚して2年間、基礎体温を記録して排卵に合わせて性交渉を行っていたが、妊娠に至らなかった。義母の強い勧めがあり、Aさん1人で不妊専門クリニックを受診した。月経周期は28 日型、持続日数は5日、基礎体温は二相性である。
初診時の診察では、子宮や卵巣に形態異常はなかった。Aさんは月経4日目に再受診した。Aさんに行う検査で適切なのはどれか。
- ⑴ 子宮卵管造影月経終了後から排卵前までの時期に行う検査です。
- ⑵ フーナー試験排卵期に性交した後で行う検査にあたります。
- ⑶ 卵管通水検査こちらも、月経終了後に行うべき検査です。
- ⑷ ホルモン基礎値の測定月経初期は、卵巣の働きを評価するのに適します。
解説
正解は⑷です。月経が始まって3日から5日ごろは、卵胞刺激ホルモンや黄体形成ホルモン、エストラジオールなどの基礎値を測り、卵巣の働きを評価するのに適した時期です。子宮卵管造影や卵管通水検査は、感染や受精卵への影響を避けるため月経の終了後から排卵前に行います。フーナー試験は排卵期に性交した後に行う検査で、月経中には実施できません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp160411-03.html)を加工して作成