ソクマル医師

2 歳の女児。意識障害のため救急車で搬入された。なかなか泣きやまないことに激昂し…

2 歳の女児。意識障害のため救急車で搬入された。なかなか泣きやまないことに激昂した父親によって、肩を掴まれ何度も強く揺さぶられた。しばらくするとぐったりして意識がなくなったという。意識レベルはJCSⅢ-100 で、全身に多数の熱傷瘢痕が散在し、新旧の皮下出血を多数認める。この意識障害の診断で重要な診察部位はどれか。

解説

正解は⑵です。2歳の児が父親に強く揺さぶられた後に意識障害を来し、全身に新旧の皮下出血と熱傷瘢痕を認めることから、児童虐待による乳幼児揺さぶられ症候群(虐待による頭部外傷)が強く疑われます。揺さぶりによる回転加速度で架橋静脈が破綻して硬膜下血腫を生じ、網膜にも多発性・多層性の網膜出血を来すのが特徴です。眼底検査は診断に重要で、頭部CT・MRIとともに評価し、児童相談所への通告を行います。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp260424-01.html)を加工して作成

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