Parkinson 病の症候で、等間隔の線をまたぐ歩行訓練が有効なのはどれか。
Parkinson 病の症候で、等間隔の線をまたぐ歩行訓練が有効なのはどれか。
- ⑴ 加速歩行加速歩行は歩行中に小刻みに速くなる症状で、線をまたぐ訓練の主な対象ではありません。
- ⑵ 姿勢異常前傾前屈などの姿勢異常には、ストレッチや姿勢矯正の訓練が行われます。
- ⑶ すくみ足すくみ足は等間隔の線などの視覚的手がかりで歩行が改善するため、この訓練が有効です。
- ⑷ 突進現象突進現象は押されると止まれなくなる姿勢反射障害で、バランス訓練などで対応します。
- ⑸ 静止時振戦静止時振戦は歩行訓練の対象となる症状ではありません。
解説
正解は⑶です。Parkinson病のすくみ足は、歩き始めや方向転換、狭い場所を通るときに足が床に張り付いたように出なくなる症状です。床に等間隔に引いた線をまたいで歩く、号令やメトロノームのリズムに合わせるといった視覚刺激・聴覚刺激(外的手がかり)を用いると歩行が改善することが知られており、これを矛盾性運動と呼びます。加速歩行や突進現象、姿勢異常、静止時振戦に対しては、この訓練は主な対策ではないと考えます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-01.html)を加工して作成