急性中耳炎の症状で緊急に画像検査が必要なのはどれか。
急性中耳炎の症状で緊急に画像検査が必要なのはどれか。
- ⑴ 耳痛耳痛は急性中耳炎の典型的な症状で、緊急の画像検査の根拠にはなりません。
- ⑵ 耳漏鼓膜穿孔による耳漏は急性中耳炎でよくみられ、それだけで緊急画像検査は不要です。
- ⑶ 頭痛頭痛は髄膜炎や脳膿瘍などの頭蓋内合併症を示唆し、緊急の画像検査が必要です。
- ⑷ 難聴中耳の貯留液による伝音難聴は急性中耳炎で一般的にみられます。
- ⑸ 発熱発熱は急性中耳炎でよくみられる症状で、それだけで緊急画像検査は不要です。
解説
正解は⑶です。急性中耳炎では耳痛、耳漏、難聴、発熱は通常みられる症状で、それだけで緊急の画像検査は必要ありません。しかし強い頭痛が出現した場合は、髄膜炎、脳膿瘍、硬膜外膿瘍、S状静脈洞血栓症などの頭蓋内合併症を疑い、緊急にCTやMRIで評価します。ほかにも意識障害、項部硬直、顔面神経麻痺、めまい、耳後部の腫脹(乳様突起炎)などは合併症を示唆する警告症状です。小児では発見が遅れやすく注意が必要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp250428-01.html)を加工して作成