腰椎穿刺による脳脊髄液検査で正しいのはどれか。
腰椎穿刺による脳脊髄液検査で正しいのはどれか。
- ⑴ 患者を腹臥位にする。腰椎穿刺は通常、側臥位で膝を抱えた姿勢で行います。
- ⑵ 滅菌手袋を着用して穿刺する。清潔操作で行うため、滅菌手袋を着用して穿刺するのは正しい手順です。
- ⑶ できるだけ太い穿刺針を用いる。太い針は穿刺後頭痛の原因となるため、細い針を用います。
- ⑷ 患者のL1 とL2 の椎間を穿刺する。脊髄円錐を避けるため、L3/4またはL4/5の椎間を穿刺します。
- ⑸ 患者は脳脊髄液採取後に一定時間座位を保つようにする。採取後に座位を保つ必要はありません。
解説
正解は⑵です。腰椎穿刺は、髄膜炎などの感染を防ぐため清潔操作で行い、滅菌手袋を着用して穿刺します。患者は側臥位で膝を抱えて背中を丸めた姿勢とし、脊髄円錐より下のL3/4またはL4/5の椎間を穿刺します(Jacoby線がL4棘突起の高さの目安です)。穿刺後頭痛を減らすため、できるだけ細い針を用います。L1/2では脊髄を損傷するおそれがあります。採取後の長時間の安静臥床は頭痛予防の効果は明らかではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成