好酸球増加がみられる疾患はどれか。
好酸球増加がみられる疾患はどれか。
- ⑴ IgA 腎症IgAの免疫複合体が糸球体に沈着する腎炎で、好酸球増加は特徴的ではありません。
- ⑵ 遺伝性血管性浮腫C1インヒビターの欠損による浮腫で、好酸球増加はみられません。
- ⑶ 抗リン脂質抗体症候群血栓症や流産が特徴で、好酸球増加はみられません。
- ⑷ コレステロール塞栓症塞栓による炎症反応として好酸球増加がみられるのが特徴です。
- ⑸ 多発血管炎性肉芽腫症好酸球増加は特徴ではなく、それを伴うのは好酸球性多発血管炎性肉芽腫症です。
解説
正解は⑷です。コレステロール塞栓症は、カテーテル操作や抗凝固療法などを契機に大動脈の粥腫が崩れ、コレステロール結晶が末梢の小動脈を塞栓する疾患で、足趾のチアノーゼ(blue toe)、網状皮斑、腎機能障害とともに、末梢血の好酸球増加や低補体血症がみられるのが特徴です。IgA腎症、遺伝性血管性浮腫、抗リン脂質抗体症候群、多発血管炎性肉芽腫症では好酸球増加は特徴的ではありません。好酸球増加を伴う血管炎は好酸球性多発血管炎性肉芽腫症です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成