終末期がん患者の抑うつ状態への対応で正しいのはどれか。
終末期がん患者の抑うつ状態への対応で正しいのはどれか。
- ⑴ 不安について医師からは尋ねない。医師から不安や辛さについて積極的に尋ねることが大切です。
- ⑵ 誰でも辛いのだから耐えるよう伝える。苦痛を否定し我慢を強いる対応で、患者を孤立させるため不適切です。
- ⑶ 希死念慮の話題を始めた時には制止する。希死念慮を話題にすることは危険度の評価に必要で、制止してはいけません。
- ⑷ 楽しかった過去の話については聞き流す。過去の楽しかった話は人生の意味づけにつながるため、傾聴することが大切です。
- ⑸ 気持ちの辛さについて優先順位をつけて対応する。辛さの内容を整理し優先順位をつけて対応することは適切です。
解説
正解は⑸です。終末期がん患者の抑うつ状態への対応では、患者の気持ちの辛さに関心を向け、何が最も辛いかを一緒に整理し、身体的苦痛、心理的苦痛、社会的問題などに優先順位をつけて対応することが大切です。不安について医師から積極的に尋ね、希死念慮の話題も制止せずに受け止めて評価します。楽しかった過去の話は人生の意味づけにつながるため傾聴します。「誰でも辛いのだから耐えるように」と伝えるのは不適切です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成