正常の頸部診察で触知が困難な組織はどれか。
正常の頸部診察で触知が困難な組織はどれか。
- ⑴ 顎下腺下顎骨下縁の内側に触知でき、正常でも触れることができます。
- ⑵ 頸動脈胸鎖乳突筋前縁で拍動を触知でき、正常で触れられる組織です。
- ⑶ 副甲状腺甲状腺背面にある数mm大の小さな臓器で、正常では触知困難です。
- ⑷ 輪状軟骨甲状軟骨の下方に輪状の硬い軟骨として触知できます。
- ⑸ 胸鎖乳突筋頸部側面の太い筋で、頭部を回旋させると容易に触知できます。
解説
正解は⑶です。副甲状腺は甲状腺の背面に通常4個存在する米粒大(数mm程度)の小さな臓器で、正常では触診で触知することは困難です。副甲状腺腺腫などで腫大しても触知できないことが多く、超音波検査やMIBIシンチグラフィで評価します。顎下腺は下顎骨の内側に、頸動脈は胸鎖乳突筋の前縁で拍動として、輪状軟骨は甲状軟骨の下方に、胸鎖乳突筋は頸部の側面に、いずれも正常でも触知できます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp240424-01.html)を加工して作成