46歳の女性。性交のあとに少量の出血があり受診した。腟鏡で、子宮頸管の入口から赤…
46歳の女性。性交のあとに少量の出血があり受診した。腟鏡で、子宮頸管の入口から赤くつやのある直径8 mmの柔らかい突起が垂れ下がっていた。子宮頸部の細胞診に異常はない。この病変への対応として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 出血の原因ではないので、何もせずに経過をみる性交後の出血の原因になりうるため、切除して確かめます。
- ⑵ 女性ホルモンを補充して、突起を小さくする女性ホルモンの補充でポリープは小さくなりません。
- ⑶ 悪性の可能性が高いので、すぐに子宮を摘出する頸管ポリープの多くは良性で、子宮の摘出は必要ありません。
- ⑷ 抗菌薬を長く飲めば、突起は自然に消えるポリープは抗菌薬では消えません。
- ⑸ 外来で切除し、病理検査で確かめる子宮頸管ポリープは多くが良性で、外来で簡単に切除でき、切除したものを病理検査で確かめます。
解説
最も適切なのは、外来で根元から取り、病理検査で悪性でないかを確かめることです。子宮頸管ポリープは、子宮頸管の粘膜が増えてできる柔らかい突起で、40〜50歳代の女性に多く、性交後や運動後の少量の出血の原因になります。多くは良性で、外来でねじり取るなどして簡単に切除できます。まれに悪性のこともあるため、切除したものは病理検査で確かめます。不正出血があるときは、子宮頸癌や体癌の検査もあわせて行います。
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