38歳の男性。建設会社に雇われて働いている。勤務中、工事現場の足場から転落して右…
38歳の男性。建設会社に雇われて働いている。勤務中、工事現場の足場から転落して右下腿を骨折し、救急搬送されて手術を受けた。男性は「治療費はどうなるのか」と心配している。この治療費の扱いとして最も適切なのはどれか。
- ⑴ 業務中のけがとして労働者災害補償保険から給付を受ける業務上の負傷は労働者災害補償保険の対象です。療養の給付として治療を受けられ、原則として自己負担はありません。
- ⑵ 生活保護を申請し、医療扶助として医療費を公費で支払ってもらう生活保護は他の制度を使っても生活できない場合の最後の支えで、まず労災保険が優先されます。
- ⑶ 自動車損害賠償責任保険に請求し、医療費を全額支払ってもらう自動車損害賠償責任保険は自動車事故の被害者を対象とし、足場からの転落には使えません。
- ⑷ 加入している健康保険を使い、医療費の3割を窓口で自己負担する業務上の負傷は労災保険で扱い、健康保険は業務外の病気やけがを対象とします。
- ⑸ 介護保険を申請し、要介護認定を受けて医療費の一部を給付してもらう介護保険は介護サービスの費用を給付する制度で、骨折の手術費を対象とするものではありません。
解説
最も適切なのは、労働者災害補償保険から療養の給付を受けることです。雇われて働く人が業務中にけがをしたり病気になったりした場合は、労災保険の対象となり、治療は療養の給付として行われ、原則として自己負担はありません。健康保険は業務外の病気やけがを対象とするため、業務上の負傷には使いません。生活保護は他の制度で足りない場合に使う制度で、介護保険や自動車損害賠償責任保険はこの場面には当てはまらない制度です。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。