ソクマル医師

18歳の男子。以前から疲れやすく、ときどき白目が黄色くなると言われていた。父親も…

18歳の男子。以前から疲れやすく、ときどき白目が黄色くなると言われていた。父親も若いころに同じ症状があり、脾臓を摘出している。血液検査で貧血と間接ビリルビンの上昇があり、血液の塗抹標本で、中央のくぼみがない小さな球形の赤血球が多数見られる。腹部の診察で脾臓を触れる。この貧血が起こる仕組みとして最も適切なのはどれか。

解説

赤血球の膜を支えるたんぱくの異常で赤血球が丸くなり、脾臓で壊されやすくなる遺伝性球状赤血球症です。膜の骨組みのたんぱくに生まれつきの異常があると、赤血球は中央のくぼみを失って小さな球形になり、変形しにくくなります。そのため脾臓の狭い通り道を抜けられずに壊され、貧血、黄疸、脾腫が起こります。多くは常染色体顕性の遺伝形式をとり、重い場合は脾臓の摘出で溶血が減ります。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

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