64歳の男性。肺癌で保険医療機関に通院している。主治医から、国が定めた先進医療に…
64歳の男性。肺癌で保険医療機関に通院している。主治医から、国が定めた先進医療にあたる検査があると紹介され、男性は受けたいと希望した。この検査を受けた場合の費用の扱いとして正しいのはどれか。
- ⑴ 先進医療を受けるには、加入している健康保険をいったん脱退しなければならない。保険を脱退する必要はありません。保険診療と組み合わせて受けることができます。
- ⑵ 先進医療の部分は全額自己負担となり、通常の診察や検査の部分には保険が使える。先進医療は保険診療との併用が認められており、先進医療の技術料だけが自己負担になります。
- ⑶ 先進医療の費用は国が負担するため、患者は通常の診療の自己負担分を支払う。先進医療の技術料は患者の自己負担です。国が全額を負担するわけではありません。
- ⑷ 高額療養費制度の対象となり、先進医療の費用も月ごとの上限を超えた分が戻る。先進医療の技術料は保険給付の対象外であり、高額療養費の計算にも含まれません。
- ⑸ 保険の対象外の医療を受けるため、その月の診察や入院の費用も含めて自費になる。国が定めた先進医療は、保険診療と併用しても保険診療部分まで自費になることはありません。
解説
先進医療の部分は全額自己負担となり、通常の診察や検査の部分には保険が使えます。わが国では保険診療と保険外の診療を組み合わせることは原則として認められていませんが、国が定めた先進医療などは例外として併用が認められています。その場合、先進医療の技術料は患者が全額負担し、それ以外の診察、検査、投薬、入院などは通常どおり保険が適用されます。先進医療の費用は高額療養費の対象にもなりません。
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