ソクマル医師

72歳の女性。夫の葬儀の翌日、急に胸の痛みと息苦しさが出て救急搬送された。心電図…

72歳の女性。夫の葬儀の翌日、急に胸の痛みと息苦しさが出て救急搬送された。心電図で前胸部の誘導に広くST上昇がある。緊急の冠動脈造影では、冠動脈に有意な狭窄は見つからなかった。左室造影で、心尖部を中心に左室が大きく膨らんで動かず、心臓の根元に近い部分だけがよく縮んでいる。最も考えられる病気と経過の組合せとして最も適切なのはどれか。

解説

たこつぼ型心筋症で、多くは数週から数か月で左室の動きが回復するのが最も適切です。たこつぼ型心筋症は、身近な人との死別などの強い精神的・身体的ストレスのあと、高齢の女性に多く起こり、心筋梗塞に似た胸痛と心電図の変化を示します。冠動脈に有意な狭窄はなく、心尖部を中心に左室が膨らんで動かなくなり、その形がたこつぼに似ています。多くは自然に回復しますが、急性期には心不全や不整脈に注意します。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

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