ソクマル医師

78歳の男性。1年前から息切れと足のむくみが続いている。数年前に両手の手根管症候…

78歳の男性。1年前から息切れと足のむくみが続いている。数年前に両手の手根管症候群の手術を受けた。心エコーで左室の壁が全体に厚くなっているが、心電図では各誘導の波の振れ幅がむしろ小さい。高血圧の既往はない。心臓の病気の成り立ちとして最も考えられるのはどれか。

解説

異常なたんぱくが線維となって心筋の間にたまり、壁が厚く硬くなっている心アミロイドーシスが最も考えられます。アミロイドが心筋の間に沈着すると、心エコーでは壁が厚く見えますが、心筋そのものは増えていないため、心電図の電位はむしろ低くなります。この食い違いが大きな手がかりです。高齢の男性に多い型では、手根管症候群が心臓の症状より先に現れることがあり、特殊な核医学検査や生検で診断します。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。

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