35歳の女性。腰椎椎間板ヘルニアで通院中である。本日の診察で、症状から2週間の安…
35歳の女性。腰椎椎間板ヘルニアで通院中である。本日の診察で、症状から2週間の安静が必要と判断した。女性は勤務先に提出するための診断書を求め、「少し長めに1か月と書いてほしい」と頼んだ。担当医の対応として最も適切なのはどれか。
- ⑴ 事務職員に診療録の記載をもとに作成させ、医師の確認なく交付する。診断書は医師が診察に基づいて作成し、内容に責任を負う文書です。
- ⑵ 前回の受診で別の医師が診察しているので、その医師の名前で作成する。診断書は自ら診察した医師が作成します。他の医師の名で作ることはできません。
- ⑶ 勤務先に直接郵送するので、女性には内容を見せずに封をして送付する。診断書は求めた本人に交付するもので、本人の了解なく勤務先へ送ることは適切ではありません。
- ⑷ 職場での不利益を避けるため、本人の希望どおり1か月の療養と記載する。事実と異なる内容の診断書を作ることは虚偽の記載にあたり、許されません。
- ⑸ 自分の診察に基づき、2週間の療養を要すると記載した診断書を交付する。診察した医師は求めに応じて診断書を交付する義務がありますが、内容は診察に基づく事実でなければなりません。
解説
自分の診察に基づき、2週間の療養を要すると記載した診断書を交付するのが最も適切です。診察した医師は、診断書の交付を求められた場合、正当な理由がなければ拒めません。一方で、診断書は社会的な証明に使われるため、内容は診察で確かめた事実でなければならず、患者の希望で期間を延ばすことは虚偽の記載になります。作成は自ら診察した医師が行い、本人に交付します。
当サービスが作成したオリジナル問題です。実際の試験問題ではありません。