A さん(25 歳、男性)。1人暮らし。1か月前から、自宅で大声を出したり、独り…
A さん(25 歳、男性)。1人暮らし。1か月前から、自宅で大声を出したり、独り言を言っている。近隣住民3名が保健所に来所し「A さんの状況が悪化し住民に危害があったら大変だ。精神科に入院させてほしい」と訴えた。保健師は、A さんの家族からも相談を受けていた。近隣住民3名に保健師が伝えることで適切なのはどれか。
- ⑴ 保健師がA さん宅を訪問する予定であること保健所が対応を始めることが伝わり、個人情報を漏らさずに住民の不安にも応えられます。
- ⑵ A さんの家族からも相談を受けていること家族から相談を受けていることは本人や家族に関する情報で、伝えてはなりません。
- ⑶ 保健所では入院の相談に応じられないこと保健所は精神保健に関する相談に応じる機関であり、応じられないという説明は誤りです。
- ⑷ 保健師が把握しているA さんのこれまでの経緯把握している経緯を伝えることは、本人の個人情報の漏えいにあたります。
解説
正解は⑴です。近隣住民の不安に応えつつ、Aさんの個人情報は守らなければなりません。保健所として訪問する予定があることを伝えれば、対応が始まっていることが分かり住民の不安は和らぎ、本人に関する情報も漏らさずにすみます。家族からの相談や把握している経緯を伝えることは個人情報の漏えいにあたり、相談に応じられないと答えることも適切ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-03_04_05.html)を加工して作成