保健師が生後14 日の乳児のいる家庭に家庭訪問した。児の体重増加量は1日当たり3…
保健師が生後14 日の乳児のいる家庭に家庭訪問した。児の体重増加量は1日当たり30 g であった。母親は母乳を1日平均10 回、2〜3時間間隔で授乳しており、母乳育児を続けたいと希望していた。児が1か月児健康診査を受診するまでの母親への指導で適切なのはどれか。
- ⑴ 「赤ちゃんが泣いた時に授乳しましょう」泣くまで待つと授乳の間隔が空き、母乳の分泌が減るおそれがあります。
- ⑵ 「食事以外にも水分を十分に摂りましょう」母乳の分泌を保つには母親自身の水分摂取が欠かせず、適切な助言になります。
- ⑶ 「1回の授乳時間は30 分以上にしましょう」授乳時間を長くすることは乳頭の傷や母子の疲労につながり、勧められません。
- ⑷ 「乳房が張るまで待ってから飲ませましょう」乳房が張るまで待つと乳汁がたまって分泌が抑えられ、乳腺炎の原因にもなります。
解説
正解は⑵です。1日あたり30gの体重増加は順調であり、2〜3時間間隔で1日10回の授乳も新生児期として適切な回数です。母乳育児を続けるには母親自身が十分に水分をとることが欠かせないため、食事以外にも意識して水分を補うよう伝えます。泣くのを待ってから授乳したり、乳房が張るまで待ったりすると授乳の間隔が空き、母乳の分泌が減ってしまいます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp190415-03_04_05.html)を加工して作成