ソクマル保健師

入院から4週後、A さんは服薬を自己管理できており、薬剤による副作用(有害事象)…

次の文を読み44〜46 の問いに答えよ。A さん(65 歳、女性)。夫、長女および長女の子どもとの4人暮らし。長女の夫は単身赴任中である。A さんは2か月前から軽い咳があったが、1週前から咳が激しくなり、倦怠感が出現したため自宅近くのかかりつけ医を受診した。胸部エックス線写真で異常陰影が認められ、病院を紹介された。喀痰塗抹検査陽性および結核菌PCR 陽性のため肺結核と診断され、入院した。診断した医師から保健所に発生届が提出された。既往歴に特記すべきことはない。
入院から4週後、A さんは服薬を自己管理できており、薬剤による副作用(有害事象)もみられていない。喀痰塗抹検査が連続して3回陰性となったため退院することとなった。病院を訪問した保健師にA さんから「服薬を続ける以外に、自宅に帰ってから結核をうつさないために私や家族が何かすることはありますか」と相談があった。退院後の結核の二次感染予防について、A さんに行う説明で適切なのはどれか。

解説

正解は⑷です。喀痰塗抹検査が連続して3回陰性となり退院が決まった時点では、菌を排出しておらず周囲への感染のおそれはありません。したがって二次感染を防ぐための特別な対策は必要なく、服薬を最後まで続けることが何より大切です。マスクの着用や接触を避けること、物の消毒、BCGの接種はいずれも不要で、本人や家族に不要な負担と不安を与えます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp180511-03_04_05.html)を加工して作成

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