安全キャビネット内での調製が最も推奨されるのはどれか。1つ選べ。
安全キャビネット内での調製が最も推奨されるのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ ファモチジン注射液ファモチジンはH2受容体遮断薬で、調製者への曝露対策として安全キャビネットを要する薬ではありません。
- ⑵ パクリタキセル注射液パクリタキセルは抗悪性腫瘍薬で、調製者の曝露を防ぐため安全キャビネット内での調製が推奨されます。
- ⑶ ノルアドレナリン注射液ノルアドレナリンは昇圧薬で、ハザーダスドラッグではありません。
- ⑷ フェンタニルクエン酸塩注射液フェンタニルは麻薬として管理が必要ですが、曝露防止のための安全キャビネットは通常要しません。
- ⑸ 注射用ドリペネムドリペネムはカルバペネム系抗菌薬で、クリーンベンチでの無菌調製で足ります。
解説
正解は⑵です。パクリタキセルなどの抗悪性腫瘍薬は、発がん性、催奇形性、生殖毒性などをもつハザーダスドラッグに該当し、調製者の曝露を防ぐため、閉鎖式薬物移送システムの使用や安全キャビネット(生物学的安全キャビネット)内での調製が推奨されます。安全キャビネットは陰圧で作業者側への飛散を防ぐ設備です。ファモチジン、ノルアドレナリン、フェンタニル、ドリペネムは調製者への健康被害のリスクが低く、無菌操作はクリーンベンチなどで行えば十分です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198929.html)を加工して作成