クッシング症候群の症状として認められるのはどれか。1つ選べ。
クッシング症候群の症状として認められるのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 野牛肩コルチゾール過剰による脂肪の再分布で肩甲部に脂肪が沈着し、野牛肩がみられます。
- ⑵ 低血圧ナトリウム貯留などにより高血圧となるのが特徴で、低血圧ではありません。
- ⑶ 低血糖糖新生の促進とインスリン抵抗性により高血糖となります。
- ⑷ 皮膚肥厚たんぱく質異化により皮膚は菲薄化し、肥厚はしません。
- ⑸ 発汗低下発汗低下はクッシング症候群の特徴的な症状ではありません。
解説
正解は⑴です。クッシング症候群はコルチゾールの慢性的な過剰によって起こる病態で、中心性肥満、満月様顔貌、野牛肩(肩甲部の脂肪沈着)、腹部の赤色皮膚線条、皮膚の菲薄化などが特徴です。コルチゾールの糖新生促進作用により高血糖となり、鉱質コルチコイド様作用によるナトリウム貯留で高血圧も生じます。皮膚はたんぱく質の異化により薄くなり、肥厚はしません。多毛やざ瘡がみられることはありますが、発汗低下は特徴的な症状ではありません。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198929.html)を加工して作成