疾患Xの有無を調べる検査Aの感度は95%、特異度は90%である。疾患Xの有病率が…
疾患Xの有無を調べる検査Aの感度は95%、特異度は90%である。疾患Xの有病率が10%の集団に対し検査Aを実施した場合、検査Aの結果が陽性の患者のうち、真に疾患Xに罹患している確率(陽性的中率)に最も近い値はどれか。1つ選べ。
- ⑴ 10%10%は有病率で、陽性的中率ではありません。
- ⑵ 30%30%は計算値と一致しません。真陽性95人、偽陽性90人から約51%です。
- ⑶ 50%95÷(95+90)≒51%で、最も近いのは50%なので正答です。
- ⑷ 70%70%は計算値と一致しません。偽陽性が90人と多いため的中率は約51%です。
- ⑸ 90%90%は特異度の値で、陽性的中率ではありません。
解説
正解は⑶です。1,000人の集団で考えると、有病率10%より患者は100人、非患者は900人です。感度95%より患者のうち陽性は95人(真陽性)、特異度90%より非患者のうち陰性は810人で、陽性は90人(偽陽性)です。陽性的中率は真陽性÷陽性者全体=95÷(95+90)≒0.51で、約50%となります。有病率が低い集団ほど偽陽性の割合が増え、陽性的中率は下がる点も押さえておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198928.html)を加工して作成