透析療法を受けている患者への販売を避けるべき一般用医薬品の成分はどれか。1つ選べ…
透析療法を受けている患者への販売を避けるべき一般用医薬品の成分はどれか。1つ選べ。
- ⑴ ロペラミド塩酸塩ロペラミドは止瀉薬で、透析患者で特に禁忌とされる成分ではありません。
- ⑵ テプレノンテプレノンは胃粘膜保護成分ですが、アルミニウムを含まず透析患者で避けるべき成分ではありません。
- ⑶ 乾燥酵母乾燥酵母は消化を助ける成分で、透析患者で特に避けるべき成分ではありません。
- ⑷ トリメブチンマレイン酸塩トリメブチンは消化管運動調整薬で、透析患者で特に避けるべき成分ではありません。
- ⑸ スクラルファートアルミニウムを含み、透析患者では蓄積して脳症などを起こすおそれがあるので正答です。
解説
正解は⑸です。スクラルファートはショ糖硫酸エステルのアルミニウム塩で、胃粘膜を保護する成分です。腎臓はアルミニウムの主な排泄経路であるため、透析療法を受けている患者では体内にアルミニウムが蓄積し、アルミニウム脳症やアルミニウム骨症を起こすおそれがあります。そのため、透析患者への販売は避ける必要があります。他のアルミニウム含有制酸成分も同様の注意が必要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198928.html)を加工して作成