非電離放射線のうち、眼の水晶体タンパク質の変性によってガラス工白内障を引き起こす…
非電離放射線のうち、眼の水晶体タンパク質の変性によってガラス工白内障を引き起こすのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ UVAUVAは皮膚の真皮まで届き、日焼け(黒化)や光老化に関わりますが、ガラス工白内障の原因ではありません。
- ⑵ UVBUVBは角膜炎や皮膚の紅斑の原因となりますが、ガラス工白内障の原因ではありません。
- ⑶ UVCUVCは殺菌作用が強く、角膜炎などを起こしますが、大部分は成層圏のオゾン層で吸収されます。
- ⑷ 赤外線熱作用により水晶体タンパク質を変性させ、ガラス工白内障を起こすのは赤外線なので正答です。
- ⑸ 可視光線可視光線の強い光は網膜障害を起こすことがありますが、ガラス工白内障の原因ではありません。
解説
正解は⑷です。赤外線は熱作用をもつ非電離放射線で、高温の炉の前で長期間作業するガラス工や製鉄工では、水晶体のタンパク質が熱変性して白内障(ガラス工白内障)を生じます。紫外線は主に角膜や結膜に作用して電気性眼炎(雪眼炎)を起こします。可視光線の強い光は網膜を傷つけることがあります。放射線の種類によって障害される眼の部位が異なる点を整理しておきましょう。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198928.html)を加工して作成