湖沼で藍藻類や放線菌が産生するカビ臭の原因物質はどれか。1つ選べ。
湖沼で藍藻類や放線菌が産生するカビ臭の原因物質はどれか。1つ選べ。
- ⑴ クロラミンクロラミンは塩素とアンモニアが反応して生じる結合残留塩素で、カルキ臭の原因になります。
- ⑵ ジェオスミン藍藻類や放線菌が産生する代表的なカビ臭物質なので正答です。
- ⑶ トリハロメタントリハロメタンは浄水の塩素処理で有機物(フミン質など)から生じる消毒副生成物です。
- ⑷ クロロフェノールクロロフェノールはフェノールと塩素の反応で生じ、薬品臭の原因となります。
- ⑸ ミクロシスチンミクロシスチンはアオコ(ミクロキスティスなど)が産生する肝毒素で、臭気物質ではありません。
解説
正解は⑵です。ジェオスミンと2-メチルイソボルネオール(2-MIB)は、湖沼やダム湖で富栄養化により増殖した藍藻類や放線菌が産生する代表的なカビ臭物質です。ごく微量でも臭気を感じるため水道水の異臭味の原因となり、水道水質基準ではそれぞれ0.00001 mg/L以下と定められています。通常の浄水処理では除去しにくく、活性炭処理やオゾン処理などの高度浄水処理で除去します。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198928.html)を加工して作成