ソクマル薬剤師

一酸化炭素ガス中毒の診断に最も有効な検査項目はどれか。1つ選べ。

夫婦と小学生2 人の4 人家族。冬休みに、スキー場近くのキャンプ場で大型テントを張り、その中で炭火を使って鉄板でバーベキューをしていた。また、テントの入り口付近では、暖房器具の電源として携帯型のガソリンエンジン発電機を使用していた。しばらくして、通りがかった隣のテントの男性が、昏睡状態で倒れているこの家族を発見した。搬送受入先の救急指定病院では、一酸化炭素ガス中毒を疑った救急救命チームの医師の指示で、血液検査と血液ガス分析が行われた。
一酸化炭素ガス中毒の診断に最も有効な検査項目はどれか。1つ選べ。

解説

正解は⑸です。テント内での炭火やガソリンエンジン発電機の使用により、不完全燃焼で発生した一酸化炭素を吸い込んだと考えられます。一酸化炭素はヘモグロビンと強く結合してカルボキシヘモグロビンを形成し、酸素の運搬を妨げるため、血液ガス分析でのカルボキシヘモグロビン濃度の測定が診断に最も有効です。パルスオキシメーターではカルボキシヘモグロビンを区別できず、SpO2が見かけ上正常となる点にも注意が必要です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198926.html)を加工して作成

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