国民医療費の動向(2015 年度~2019 年度)に関して、正しいのはどれか。2…
国民医療費の動向(2015 年度~2019 年度)に関して、正しいのはどれか。2つ選べ。
- ⑴ 高齢化とともに増加傾向にあり、2015 年度以降、50 兆円(年間)を超えている。2015〜2019年度の国民医療費は約42〜44兆円で、50兆円は超えていません。
- ⑵ 保険料のみの財源では賄えず、不足分について公費を投入している。財源は保険料が約半分で、不足分を国庫や地方の公費と患者負担で賄っています。
- ⑶ 制度区分別では、医療保険等給付分、後期高齢者医療給付分、患者等負担分のうち、後期高齢者医療給付分が最も多い。制度区分別では医療保険等給付分が最も多く、後期高齢者医療給付分は2番目です。
- ⑷ 診療種類別では、医科診療医療費、歯科診療医療費、薬局調剤医療費のうち、薬局調剤医療費が最も多い。診療種類別では医科診療医療費が最も多く、薬局調剤医療費は2割弱です。
- ⑸ 傷病分類別医科診療医療費では、循環器系の疾患が最も多い。傷病分類別医科診療医療費では、循環器系の疾患が最も多くなっています。
解説
正解は⑵と⑸です。国民医療費は2015年度の約42兆円から2019年度には約44兆円へと増加傾向にありましたが、50兆円には達していません。財源は保険料が約5割で、残りを国庫・地方の公費と患者負担で賄っています。制度区分別では医療保険等給付分が最も多く、後期高齢者医療給付分がこれに次ぎます。診療種類別では医科診療医療費が約7割を占めて最も多く、傷病分類別の医科診療医療費では循環器系の疾患が最も多く、新生物がこれに続きます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198926.html)を加工して作成