薬剤師は女性に対し、糖質制限の問題点を説明した上で、食生活の改善と適度な運動を勧…
22 歳女性。身長160 cm、体重63 kg。女性は肥満と体脂肪率が高いことを気にしており、糖質制限ダイエットによる摂取エネルギー制限が肥満予防に有用であると考えていた。インターネットや書籍の情報を基に糖質制限ダイエットを始めたが、過度の糖質制限は体に良くないと友人から聞き、不安になって近所の薬局を訪れて薬剤師に相談した。
薬剤師は女性に対し、糖質制限の問題点を説明した上で、食生活の改善と適度な運動を勧め、同時に特定保健用食品を試してみることを提案した。薬剤師が女性に提案した特定保健用食品の成分として最も適切なのはどれか。1つ選べ。
- ⑴ 大豆イソフラボン大豆イソフラボンは骨の健康が気になる方向けの特定保健用食品の成分です。
- ⑵ キシリトールキシリトールは虫歯の原因になりにくく、歯の健康に関する表示に用いられる成分です。
- ⑶ カゼインホスホペプチド(CPP)カゼインホスホペプチドはカルシウムの吸収を助ける成分です。
- ⑷ 茶カテキン茶カテキンは体脂肪が気になる方向けの表示が許可された特定保健用食品の成分です。
- ⑸ ラクトトリペプチドラクトトリペプチドは血圧が高めの方向けの特定保健用食品の成分です。
解説
正解は⑷です。この女性は体脂肪の多さを気にしているため、「体脂肪が気になる方に」などの表示が許可された茶カテキンを含む特定保健用食品が最も適しています。茶カテキンは肝臓や筋肉での脂肪の代謝を高め、エネルギーとして消費されやすくすると考えられています。大豆イソフラボンは骨の健康、キシリトールは虫歯になりにくい歯の健康、カゼインホスホペプチドはカルシウムの吸収促進、ラクトトリペプチドは血圧が高めの方向けの表示に用いられる成分で、目的が異なります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198925.html)を加工して作成