ソクマル薬剤師

37 歳女性。高血圧症があり、処方1 の薬剤を服用していた。今回、来局したときに…

37 歳女性。高血圧症があり、処方1 の薬剤を服用していた。今回、来局したときに、「この度、結婚することになり、できれば子供も欲しいと思うようになった」と話していた。対応したかかりつけ薬剤師は、処方期間中に妊娠する可能性を考え、処方医へ薬剤変更を提案することにした。最も適切な薬物はどれか。1つ選べ。(処方1 )テルミサルタン錠40 mg 1 回1 錠(1 日1 錠)1 日1 回朝食後 90 日分

解説

正解は⑴です。テルミサルタンなどのアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬は、妊娠中期以降の投与で胎児の腎障害や羊水過少などを起こすおそれがあり、妊婦や妊娠している可能性のある女性には禁忌です。妊娠を希望する高血圧の女性には、妊娠中の使用経験が多く安全性が比較的確立しているメチルドパ、ラベタロール、ニフェジピンなどへの変更が推奨されます。スピロノラクトンは抗アンドロゲン作用による胎児への影響、ヒドロクロロチアジドは胎盤血流の低下が懸念され、エトレチナートは強い催奇形性をもつ角化症治療薬です。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198925.html)を加工して作成

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