脳梗塞後遺症で、興奮症状を伴う場合に用いられる漢方薬はどれか。1つ選べ。
脳梗塞後遺症で、興奮症状を伴う場合に用いられる漢方薬はどれか。1つ選べ。
- ⑴ 葛根湯葛根湯はかぜの初期で汗が出ていないときや肩こりに用いる漢方薬です。
- ⑵ 大建中湯大建中湯は腹部の冷えや痛み、術後の腸管運動低下などに用いる漢方薬です。
- ⑶ 抑肝散抑肝散は神経の高ぶりを鎮め、脳血管障害後遺症や認知症に伴う興奮症状に用いられます。
- ⑷ 五苓散五苓散は口渇や尿量減少を伴うむくみ、めまい、頭痛などに用いる漢方薬です。
- ⑸ 猪苓湯猪苓湯は排尿痛や残尿感など泌尿器の症状に用いる漢方薬です。
解説
正解は⑶です。抑肝散は神経の高ぶりを鎮める漢方薬で、虚弱な体質で神経がたかぶるものの神経症や不眠症、小児の夜泣きや疳症に用いられます。認知症や脳血管障害の後遺症に伴う興奮、易怒性、幻覚などの周辺症状にも使われています。甘草を含むため偽アルドステロン症に注意します。葛根湯はかぜの初期や肩こり、大建中湯は腹部の冷えや腸管の運動低下、五苓散は口渇や尿量減少を伴うむくみ、猪苓湯は排尿痛や残尿感に用いられます。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198925.html)を加工して作成