アジソン病で特徴的に認められる所見はどれか。1つ選べ。
アジソン病で特徴的に認められる所見はどれか。1つ選べ。
- ⑴ 高血圧アジソン病ではアルドステロンとコルチゾールが不足し、高血圧ではなく低血圧になります。
- ⑵ 高血糖コルチゾール不足により糖新生が低下し、高血糖ではなく低血糖になりやすくなります。
- ⑶ 体重増加アジソン病では食欲不振などにより体重は減少します。
- ⑷ 色素沈着コルチゾール低下でACTHが過剰分泌され、そのメラニン細胞刺激作用で皮膚や粘膜に色素沈着が起こります。
- ⑸ 活動性亢進アジソン病では易疲労感や無気力がみられ、活動性は低下します。
解説
正解は⑷です。アジソン病は副腎皮質が自己免疫や結核などで破壊されて起こる慢性副腎皮質機能低下症です。コルチゾールが不足するとフィードバックで下垂体からACTHが過剰に分泌され、ACTHと同じ前駆体からできるメラニン細胞刺激ホルモン作用により、皮膚や口腔粘膜に色素沈着が生じます。またコルチゾールとアルドステロンの不足により、低血圧、低血糖、体重減少、易疲労感や無気力がみられ、高血圧や高血糖とは逆の所見になります。
出典:厚生労働省ホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198925.html)を加工して作成